TAKA@LONDONのHIV日記

ロンドン在住、突然HIV告知を受けたアラサー三十路ギリホリのゲイです。メールアドレス作りました misojigay@gmail.com

久しぶりにブログ書きます!

たまたま検索してこのページを見てくれたそこの貴方(あなた)

こんばんは。

 

とても久しぶりにブログを書いてみます。

(最後の更新はなんと2016/1/9、やめりゃいいのに) 

 

何で急にブログを書く気になったのかといいますと、

以前の記事にコメントをくれた方がいて、ひょんな事からログインしてみると

日々、何件かのアクセスがこんなブログでもあるの!?

 

という事に気づいてしまったからです。

 

とは言え、HIVを題材にした日記なので、

訪れてくれた方たちもきっと何かに悩み、探して来てくれたのかと思います。

 

こんな自分も、すっかりこの病気とお友達の期間が長くなり。

今ではすっかり普通の人と同じ生活を送っています。

 

あれから約3年くらいかな・・・・

確かHIV宣告されたのは丁度夏の時期だったはず

 

 月日が流れるのは早いものですね。

特に三十路超えると恐ろしく速いです、なぜ?

 

そんなこんなで私は生きています。

 

時々更新できるかな。

少し昔のことも思い出して更新できるように、

少しでも皆さんのお役に立てる情報がでるように挑戦してみるつもりです。

(いつも通りできなかったらゴメンナサイ)

 

三十路の悩み

今日も日記を書いてみます。

 

時間があるから

 

何でかっていったら

ニートだから(汗)

 

帰国してから早3ヶ月、

就活はしているけども簡単にはいかないんだな。

 

特に仕事を辞めてから約1年以上も期間が空いてるから、

なかなか企業に応募しても書類選考を通過しません。

 

現実は厳しいですね・・・

 

転職エージェント使ったり

転職サイトに何個も登録して応募したりしてるから

何社か面接は受けたけども

 

面接って難しいっす

 

色んな事聞かれるだよね、

・何で転職したのか?(転職歴も多いし)

・ワーホリに行った理由は?

・長所、短所は?

・何でこの業界なの?

・何でうちの会社を志望したの?

・なんで?なんで?なんで?????

 

特にツライのは

「30から未経験は厳しいよ、他の業界受ければ?」

とか言われたりして。チーン。

 

その結果案の定

後日「お祈りメール(不採用)」が届くんだな。

 

でもこればっかは縁だから

自分と縁のある会社があるまでゆっくり探したいと思います。

 

そんな三十路ニートですが

内定もらった会社もあったりして

 

でもね、

やっぱり病気の事とかもあるし

あんまりハードな業務は避けたいなって思って。

 

内定辞退させていただきました。

 

年間休日100日位だったし。

会社の社用車も移動で運転するし。

もし事故とか何かあったら不安だよね。

 

今は年間休日120日以上で残業少ない会社、

かつ働きたい業種で探しています。

 

やっぱり労働時間が長かったりストレスが大きい会社だと、

長く働くのも大変だし、免疫力落ちちゃうの心配だもんね。

 

他の同じ病気の人達って

どうしているんだろうか???


そんな事ばっか考えてたら段々。


働くって何?


とか


生きるって何?


とかもう頭がぐるぐる


いずれはみな死んでしまう訳だし、

家族も居なくなって一体何の為に生きているのか?


もう哲学しそうです。


とりあえず気づいたのは

晴れて日に太陽の光を浴びれば気持ちがラクになる事。


落ち込んだ気分の時にはオススメです。


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2016年 久しぶりにブログ書きます。

2016年です。あけましておめでとうございます。

 

約4ヶ月ぶりになってしまいました。

ブログ更新・・・・

※最終更新日は2015年9月11日でした

 

 

色々あったんでね・・・

(継続するのって大変)

 

 

そんなこんなですが・・

 

 

わたくし

 

 

じつは

 

 

ひっそりと

 

 

・・・・

 

 

30歳になりました!!

 

 

というのも本当なんですが・・・

 

 

実は帰国しました!!

 

 

しかも結構前です、

2015年の秋に帰国しました。

 

という訳でこのブログのタイトルも

変更しないといけないかなと。

 

アクセス数は増えていて驚きましたが、

更新できていなくてすみません。

 

これからは少しずつ更新しようと思います。

 

という訳で、

今日は腕慣らしという感じで。

 

また前回の続きも思い出しながら書こうと思います。

どうぞよろしくお願いします。

 

2016年1月6日

本当の三十路になった三十路ゲイ

 

愛に満ちあふれて

8月8日(土) 朝5時45分起床

軽く朝食を食べて準備をして、

いざヒースロー空港へ。

 

そう、今日は母と姉がロンドンに遊びに来る日だ。

 

滞在は1週間、今日までにホテルを予約したりツアーを申し込んだり。

まるでツアーガイドの気分、でも旅行の準備をするのは結構好き。

行く場所と時間を考えたり、ネットで情報を集めたり。

 

空港へは思ったよりも早く着いてしまった。

 

日本からは羽田空港から1度フランスで乗り換えて、

ロンドンまで来る飛行機を予約していた、その方が直行便よりも安い。

母は生まれて初めての海外旅行だし、

姉も飛行機の乗り継ぎは初めてだから不安がっていたけど、大丈夫かな~?

 

心配しながら出口を見渡すと、そこには同じ様に出てくる人を待つ人達

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映画「ラブ・アクチュアリー」の光景そのものだ。

待ち人が出てくると皆抱き合って再会を喜びあっている。

 

 

映画の冒頭のセリフ

If you look for it, I've got a sneaky feeling you'll find that love actually is all around.

見渡すとー
実際のところ この世には愛が満ちあふれている

 

何て感動的なんだろう・・・思わず目頭が熱くなる光景。

 

元々はお盆休みを利用して、姉が1人で遊びに来る予定だった。

でも突然、母まで一緒に行くと言い始めた。

 

どうやら母は子供が住んでる所に行ってみたかったらしい、

「遠いし長時間の飛行機は疲れるよ」と話ても行くと聞かない。

 

もう三十路になるのに、

母にとっては子供はいつまでも可愛いくて心配らしい。

 

何千キロも離れた日本からわざわざから母がくる。

これまで何度も転職したし、今は仕事を辞めてワーホリ。

高校生の時にゲイだってカミングアウトした時には、

自分の育て方のせいでごめんねと泣いていたっけ。(それは違うと思うけど)

 

好き勝手ばっかりして心配ばかり掛け続けて、

自分は母に何もしてあげる事が出来ていないな。

 

しかも今はHIVにまでなってしまった。

 

自分は一体何をしているんだろう・・・

 

 

そんな事を考えたら、涙が出てきた。

 

この涙は何の涙だろう?

 

不甲斐ない自分に対して?

母の愛に対して?

それとも周りの人達の再開に感動して?

 

 

きっと全部だった気がする

 

 

待ち続ける事1時間

やっと母と姉が出てきた。

 

「よく来たね」

 

思わず周りと同じ様に2人に抱き付いた。

 

自分に今できる事は、2人に元気な姿を見せる事。

 

自分の中にも、愛が満ちあふれていた 

 

 

セカンドオピニオン

海外からの通話について

 

今考えてみると、LINEでも電話サービスがあるらしい。 

詳しい金額はこのサイトにあったので良かったら参考に

news.mynavi.jp

 

 とりあえず、1500円分のSkypeクレジットは買った。

後は数多い相談窓口の中からどこに電話相談をするか???

 

窓口によっては営業時間、曜日、相談ターゲットが異なってくるので、いくつか対象になりそうな所をピックアップしてみる事に。

 

 日本とイギリスって時差8時間(今はサマータイムの為)

※日本の方が8時間早い!冬は9時間!

イギリス / ロンドンの時差と現在時刻 - Time-j.net

 

つまり、

日本の普通の窓口の営業時間10時~17時の場合、

イギリス時間だと2時~9時の間に電話しないといけないんですよ。

 

しかもイギリスの家って、結構音が漏れるんですよね。

自分はフラットと呼ばれるシェアハウスに住んでいて、

そこは6人でシェアしていて、しかも日本人専用な訳で。

それはもう、ほかの部屋の会話とか筒抜状態な訳で。

深夜の電話とかもう、後ろから前からどうぞ状態な訳で。

ちなみに、隣の部屋の奴が嫌いな訳で。(勝手に)

 

 流石に深夜の電話はヤバイなと思ったんで、

朝7時に電話する事にしました(日本時間:夕方4時)

 

電話相談窓口

自「あの~HPから番号調べて初めての相談なんですけど」

 

相談員「はい、どうされましたか?」

 

電話に出たのは元気な感じの良い中年の女性(の様)だった。

 

自「実は今海外にいましてかくかくしかじかで・・・」

 

相「まぁ、今は海外から電話で?それは大変ね。大丈夫なの?私は海外の事情はわからないけどね・・・・」

 

つまり彼女の答えはこうだった

  • 薬を飲み始めてもCD4はそんな簡単には上がらない
  • 治療を開始していればCD4の数値に関係なく障害者手帳の申請はできる

 

相「だから安心して治療を始めて大丈夫だと思うわよ」

 

自「はい、ありがとうございます!(感動)」

 

 

 かなり端折ったけど、こんな感じで終わりました。

初めての電話相談だったけども、何て親切なんだと思わず感動して生きる希望までもが出てきた感じ。

相談時間にして約30分、Skypeクレジットは150円位しか減ってませんでした、素晴らしい!

 

だがしかし・・・

 

これを鵜呑みにしてしまっても大丈夫なのか???

もし日本に帰って問題があったらどうしよう・・・

という不安がまだ払拭できなかった。

 

こうなったら別の所に同じ相談をしてみよう。

セカンドオピニオン的な発想である。

 

そうと決まれば電話するだけだ、

でもこのSkype電話、自分の電話のせいか、

なかなか繋がらない事が多い、何度か試してやっと次に繋がった。

 

電話相談窓口

自「もしもし、実はかくかくしかじかで・・・」

 

相談員「それはそれは、大丈夫ですかぁ~?」

 

この喋り方、これは間違いなく仲間(ゲイ)だ!

そう直感で感じた自分は途端に安心した!

 

相「でもですね~

 

つまり彼(彼女)の答えはこうだった

  • 薬を飲み始めてもCD4はそんな簡単には上がらない
  • 治療を開始していればCD4の数値に関係なく障害者手帳の申請はできる

 

全く同じ答えじゃないか!!!

相談員の柔らかい雰囲気も相まって凄く安心かつ信頼できた、こうゆう時ってやはり女性の声は安心するんだな。

 

しかもこの相談員、さっきのおばちゃん相談員よりも詳しい

 

  • 知っている人でアメリカでHIVだと分った人がいて、アメリカで治療を開始した後、日本に帰国して手帳を申請した人がいる
  • 帰国してからの就職も障害者枠の採用があり、言い方は良くないが、HIV陽性者は健常者とほぼ変わりが無いので就職もしやすい

 

 などの事も教えてくれた、親切

それに自分のCD4の数値だと、これからどんどん疲れやすくなるし、辛くなるから医者の言う通り早く治療を始めた方がいいと思いますよ。とのアドバイスも。

 

2件の電話相談をした結果、

1番知りたい事は両方とも同じだった。

 

しかし、

相談員の持っている情報量には個人差がある

という、当たり前だけども見逃しがちな事に気づいた。

 

やっぱり情報は多く集めた方が判断しやすいな。

これから電話相談をしようと思っている人には

是非、何人かの相談員の意見を聞いてみて欲しいと思います。

 

 

 

 

 

 

海外とかいう壁

HIV検査相談マップ

www.hivkensa.com

 

 

う、うう~ん・・・・

 

電話の相談窓口は死ぬほどあるのに、

メールで相談できる所っていうのは無いのか???

 

PC画面を睨みつける事、1時間。

 

一向に見つかる気配がない、

しかし外国人向けの相談窓口までこんなに充実しているのかと妙に感心してしまう。

 

いやいや、感心している場合じゃないんだ!

 

そこで、よく見ているブログの管理人さんにも相談してみたり。

各相談窓口のある団体HPをくまなく探してみたりした。

 

 

やはりわからない・・・

 

 

途方にくれて思わず昼寝しそうになる・・・

もう脳が悩む事を辞めてしまうのだ、悪い癖。

こうやっていつも面倒は事は後回しにしていた自分。

昔から何一つ変わっていない事、夏休みの宿題なんて家に忘れたと言ったまま結局出さなかったりして。

 

そんな時に、ある事を思い出した。

 

そう言えば、春に一時帰国した際

イギリスで機種変したからドコモのsimカードが使えなくて、

ビックカメラで買ったデータ通信専用の格安simカードを買ったんだっけ。

ビックカメラ | BIC SIM(ビックシム)

 

その時はデータ通信しか出来ないから、電話する為に

050アプリってのを使ったんだったな

「050 plus」とは | スマートフォン向け通話アプリ・IP電話なら050 plus

 

これを使えば安く国際電話できるかもしれないぞ!!

 

そう意気込んで早速スマホでアプリをダウンロード。

いざ登録画面に進んだ所で

「確認番号を送る為の日本の携帯番号が必要」との事。

※SMSで確認番号が送られてくる

 

いやいや、

日本の番号は今止めてあって使えないから使おうと思ったのに、

イギリス(海外)の携帯番号じゃ登録させてくれないなんて!

 

という事で断念。

 

あ、そういえば最近は彼と電話する時は

LINEよりも音質の良いSkypeを使っているんだった。

 

実際にLINEの無料通話で電話しているよりも、

Skypeの無料通話の方が通話音声がホントにクリア★(と感じる)

 

しかもSkypeに有料の電話サービスがあったなぁ

というのを思い出してHPを覗いてみるか。

 

ふむふむ。

このSkypeのプリペイドを買えば電話できるのか

blogs.skype.com

 

他にも月額制なんかもあるらしい。

 

とりあえず1500円分買ってみて使ってみる事にした。

 

 

長くなったので、ここで一度切ります。

 

 

 

 

 

 

気持ちの問題???

現実の日にちと、ブログの内容がまだ追いついていない。

休みの日に頑張ってまとめ書きをせねば!

 

さて、

8月5日に2回目の病院に行った訳です。

 

そこでの1番の疑問点

  • ここイギリスで投薬を開始した場合、帰国してから障害者手帳の申請はできるのか!?

これが自分の中での最大の疑問点になっていた。

 

次に病院に行く日は8月17日だ、

それまでには調べて、17日に投薬を開始するかどうかを決めておかないといけない。

 

ただ日本に帰るとなれば、

貯金もほとんど残っていないし、無職になるので治療費も払えるかどうかわからない。

さらに国民健康保険や住民税、年金など・・・・

 

出費ばっかあるじゃないか!!!

 

これはもう、正直に親に話すしかないのか??

 

しかも丁度8日(土)から、

姉と母が夏休みを使ってロンドンへ遊びにくる事になっている。

そこから約1週間は2人と一緒にロンドン~フランスへ旅行に行く予定だった。

 

むむむ・・・

これは2人に話せと言う神の導きなのでは・・・・?

 

心の片隅で軽くその運命を感じる。

 

でも知らない方が親は幸せに決まっているに違いない、

だって母は健康でいてくれたら良いからっていつも言っているから。

 

それに母にはゲイだとカミングアウトしているけれども、

姉にはまだ伝えていなかったのだった。

 

 

うーん、うーん・・・

 

考える事は山盛りだ。

 

それにHIVとわかってからなのか、ここの所体調が良くない。

リンパに少し痛みがあったり、風邪っぽかったり、首が痛かったり。

 

これは精神的な問題なのか??

それとも免疫力が落ちているから??

 

とりあえず貰った感染症予防の薬を飲む、

飲んだ翌日に下痢をした位で特に目立った副作用は無いみたいだ。

 

でも正直バイトで体力を使うのがしんどくなっている。

キッチンだと暑いし、重いものは持たされるし。

男ってそうゆう時に損だわ~と思う。

中身はそんな男じゃないのに(泣)

 

まぁ嬉しい事と言えば、

彼が毎日心配をして電話をくれる事★

電話やTEXTで連絡を取り合うのが楽しみで仕方ない。

 

とにかく親が来るまでには後2日しか残されていないんだ、

それにバイトもあるから悩んでいる時間はそんなにない。

 

急がねば!